兵庫県出身の2004年12月4日生まれ。東京大学理科一類に在籍中の現役東大生ドライバー。2024年HRS Formulaクラススカラシップ次席獲得で2025年度はHFDP with B-Max Racing Teamより全日本FIA-F4選手権に出場。
 
2025 FIA-F4 Rd.1,2,3 富士

2025 FIA-F4 Rd.1,2,3 富士

  • レース結果

   Rd.1  P14 → P21

   Rd.2  P15 → P6

   Rd.3  P17 → P13

  • 05/01(木) : 公式テスト1日目

 走り出しからあまり調子は良くなく、SS1は7位、SS2は9位タイムで走行を終了しました。どちらのセッションもコーナー進入でリアタイヤが安定しないという症状に悩まされました。金曜日は大雨の予報であったため、予選までに走れるドライが終了したにも関わらずセットアップの方向性が決まっていない、と少し焦りながら1日目は終了しました。

  • 05/02(金) : 公式テスト2日目

予報通り金曜日は雨が強く、ドライでの走行はかないませんでした。オーバー方向の車をどうにかしてアンダー方向に持っていこうと、レインコンディションでいくつか焦りながらセット変更を行いましたが、これが1番のミスでした。レインコンディションでドライのセットアップを考えることに対してもっと慎重になるべきでした。

  • 05/03(土) : 予選, 第1戦決勝

前日の状況から不安は残っていたものの、予選には全力で挑みました。しかし、昨日に行ったセット変更が大きく外れ、結果はベストタイムが14位、セカンドベストが15位と、絶望的な順位で終わりました。この順位には非常に残念でしたが、気持ちを入れ替えて午後の決勝に挑みました。

午後の決勝は14位スタートでしたが、スタートダッシュをうまく決めることができ1コーナー出口で10番手に位置することができました。しかし、Aコーナー旋回中にリアをヒットされて最後尾まで下がることとなり、その後追い上げを図るも21位という結果に終わりました。悔しいとしか言いようがないですが、予選で下位に沈んだ自分のせいだとしっかり受け止めて今後のレースに活かしたいと思います。

  • 05/04(日) : 第2,3戦決勝

第2戦では第1戦以上に接触を避けることを重視し、混戦ではあったものの1度も接触することなく15番手から5番手まで順位を上げることができました。しかし、最終ラップの1コーナーで2台にパスされて7位ゴールとなりました。接触を避けようとするあまり、バトルで少し弱気になってしまったように感じました。レース後前の車両にペナルティが出て、結果は6位となりました。

第3戦では17位スタートということもあり、1周目は混戦そのものでした。場所取りがうまくいかず、1周目終了時点で18位となってしまいました。その後はほとんどがSCになってしまい、追い上げのチャンスをもらえませんでした。結果としては13位でノーポイントとなりました。

  • コメント

今週は予選でセットを大きく外してしまったことが、全てにおいて足を引っ張りました。セッティングに迷走するあまりドライビングに関しても調整が足りず、セッティング・ドライビングどちらもが微妙になってしまったことが、あのような結果につながってしまいました。応援してくださっている方々に不甲斐ない結果しかお伝えできず、本当に悔しいです。次戦富士までは幸いにも3ヶ月ありますので、軌道を修正して挽回できるように精一杯頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。